比良にもヒルが・・

とある読者の方から驚くべき情報をいただきました。しじみにとっては世界恐慌かオイルショックぐらいの衝撃的な内容です。

その情報とは、なんと、
「比良にもヒルがいる」 マジデェェ!?( ゜o゜;)

いただいた情報をもとに検索してみると、マジでした。比良の様々な地名+「ヒル」でググると、ポロポロとヒル被害話が出てきたのです。
得られた情報を整理すると、以下のようになります。

◆ヒル出現が確認された場所
*平〜アラキ峠(ドン谷)
*坂下〜小女郎峠(サカ谷道)
*坊村・明王谷・伊藤新道・白滝谷(奥ノ深谷にもおそらくいる)
*坊村〜御殿山の尾根道
*細川〜武奈ヶ岳

調べた限りでは以上です。稜線、および稜線以東の地名ではヒットがなかったので、東側斜面はまだ汚染されていないようです。また、細川よりも北の、コメカイ道や村井〜地蔵峠、蛇谷ヶ峰などもヒットなしで、こちらもどうやら安全なようです。

したがって:
「細川以南の比良山地西側斜面はヒルゾーンに指定」
聖域が、また一つ失われた・・。

憶測で恐縮ですが、出現は昔からではなく、過去10年以内で始まったと思われます。なぜなら、しじみの高校山岳部時代には、比良でヒルの話は全く聞かなかったし、見ることもなかったからです。どこからか流入したとすれば、場所柄、京都北山に違いないでしょうね。ヤツら鯖街道を越えて進軍してきたか・・。

今のところ鈴鹿ほど大量ではないようで、事実しじみも近年3回ほど該当エリアを歩きながらも、無傷・目撃なしで過ごせています。でもいるのは間違いないのだから、今後は用心しなきゃなあ・・。

予想されるヤツらの今後の展開ですが、北進は多分しないと思います。湖北の山や芦生の森北部にはヒルがいないことから、ヒルにも一定の北限があるように思えるのです。したがって蛇谷ヶ峰一帯は無事でしょう。

悲しいかな、稜線を越えて東進する可能性はぬぐえません。そうすると北はガリバー村、南はびわ湖バレイが血眼になって駆除を始めるのでしょうか。いやもう既に、秘密裏にやっているのかもしれません。NHK(根こそぎヒルを殺す会)が、稜線上に暗躍しているのかもしれません。比良の平和と自団体の利益を守るため、頑張れNHK。

とりあえず登山者としては、比良横断をする時には東側にヒルを持ち込まないこと、もし持ち込んでしまったら、石で5回以上つぶして間違いなく殺すことです。川に落とす程度では死なないらしいので注意。

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というわけで以上、ショッキングな情報でした!
なお、比良山地の記載エリア以外の場所でヒルを見た、被害にあったという人がもしいましたら、ぜひ教えてください! →メールフォーム




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