【銚子岳・静ヶ岳・竜ヶ岳】 滋賀県東近江市(三重県境)


本図は(財)日本地図センター発行の25000段彩・陰影画像を元に作成した。(同センター承認済)
■この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)を使用したものである。(承認番号 平17総使、第82号)
※25000段彩・陰影画像は数値地図25000を元に作成されており、本図はその二次利用のため両文併記。

★登山お役立ちデータ集★
標高/眺望/ヤマビル/天気/地図/交通/タクシー/トイレ/観光/温泉


銚子・静ヶ・竜ヶ岳/05.9.24 
 

銚子岳・静ヶ岳コースは鈴鹿スペシャルの中では比較的短い区間で、車を2台使うのも少々大げさな気がするお手軽コース。そもそも石榑峠〜鞍掛峠間の一気通貫(?)を目指すはずだったしじみたちが、なぜこんなコマ切れコースをとることになったのか?・・それはひとえに、しじみとMのヘタレさによるものでした。

石榑峠〜鞍掛峠間には2度アタックの機会があったのですが、1度目は友人Mが珍しくバテを起こして、竜ヶ岳に登っただけで敗退。
バテのショックでいつになくしおらしいMに、「体調管理ができてねーなー」とか言ってチクチク言葉攻めしていたら、翌週はしじみが風邪をひいて寝込みました。人を呪わば穴二つとはこのことです。ていうかしじみさんカッコ悪すぎです。
・・まあそんなこんなで2度目も登山口に立つことすらできず敗退し、すっかり気弱になったしじみたちは、この区間を2つに分割して攻めることにしたのでした。

というわけでやってきた、今回のスタート地点・茨川廃村。デコボコ道の茶屋川林道を車で30分も北上し、盛大な泥しぶきで車がこってり汚れた頃にたどり着くこの集落跡は、治山工事で切り拓かれてやや殺風景ではありますが、広々として気持ちのいいところです。
ここには立派な山小屋があり、「八幡工業高校山岳部」の札がかかっていました。高校山岳部のくせに山小屋をもつとはなんとブルジョワな、としじみたちは大人げなく嫉妬したものです。

ここから茶屋川の支流の谷をさかのぼって治田峠へ。草木の生い茂った谷道はヤマビル銀座ともいうべきところで、泣きそうなぐらいヒルがたくさんいました。誘導テープを頼りにさっさとキルゾーンならぬヒルゾーン(by M)を突破します。
道は荒れてはいますが、最低限の整備はされています。きっと八幡工業高校山岳部の部員たちが、ヒルの猛攻に耐え忍んで開拓したのでしょう。キミタチはエラい。山小屋の件も許す。(何様だよ)

治田峠にたどり着き、尾根に乗ります。ゆるやかながらも長い登りに少々疲れた頃、銚子岳への分岐に着きます。そこから10分も支尾根をたどれば銚子岳。樹木に囲まれた展望のないピークです。あたためていたギャグ「チョーシに乗ってます!」を連呼したのですが、Mは「うん」とうなずいただけで、そそくさと昼食の準備をはじめました。ギャグとさえ思ってもらえなかったようです。

昼食を終え、主尾根に復帰します。今度は急斜面を激下り。傾斜60度ぐらいのすべり台、と言えばイメージがわくでしょうか。えぐれた道を、勢いをつけないようにそろそろと降ります。ここはきっと雨が降ったらスリル満点のウォータースライダーになるでしょう。あの世への一方通行ですが。

急斜面を下りきるとゆるやかな登り。歩きやすく気持ちのよい尾根道です。やがて静ヶ岳への分岐を発見し、そちらへ寄り道します。
たどり着いた静ヶ岳は丈の低い樹木に囲まれ、陽はさすものの眺望がなく、なんとも取り柄のないピークでした。古戦場で有名な「賤ヶ岳」と同音でややこしいのに、特に問題にされない理由がなんとなく分かりました。

しかし、ピークはそんなでしたが、静ヶ岳分岐一帯の尾根道は広葉樹がいい具合に茂った自然の庭園で、登山というよりは散策という言葉がピッタリくる、素敵な場所でした。



珍しくオチなし写真3連発

木もれ日の散歩道を満喫した後は、再びやや道が荒れます。笹ヤブの茂る足場の悪い道を注意しながら越えると、ホタガ谷・竜ヶ岳分岐に到着です。

あとは勝手知ったる竜ヶ岳尾根道。さえぎるもののない眺望を楽しみ、石榑峠への道を降りました。

このように登山はわりと早めに終わったのですが、たいへんだったのが茨川廃村に置いてきた車の回収。Mの車で茶屋川林道のデコボコ道に再び入ったのですが、デコボコによる震動のせいでついにギアがおかしくなり、Mの車はこの後修理に出すハメになってしまいました。

キチキチキューンと変な音を立てるようになったMの車が面白くて、助手席のしじみは不謹慎にも笑い転げてしまい、Mはムスッとしていました。そしたら天罰てきめん、回収したしじみの車も前輪のタイヤが頻繁に空気漏れする(でもパンクではない)という不可解な状態になっており、その後しばらくおっかなびっくり走る日々が続きました(というか今でも続いてる)。やはり人を呪わば穴二つ、です・・。


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