【鈴北岳・藤原岳】 滋賀県東近江市(三重県境)
主なピーク
鈴北岳(すずきただけ)1182m
天狗岩(てんぐいわ) 1171m
藤原岳(ふじわらだけ)1140m 迷い尾根(まよいおね)830m
眺望

鈴北岳・藤原岳は360度の展望で◎。天狗岩も南・西にひらけています。
鈴北岳前後の尾根・台地、白瀬峠(白船峠)〜藤原山荘間なども好展望。
晴れていればすばらしい尾根歩きが楽しめるコースです。

ヤマビル いる。晩秋で目撃しませんでしたが、少なくともスタートの鞍掛峠付近・ゴールの治田峠〜茨川廃村間の谷道には必ずいます。尾根上は少ないと思いますが・・。
地域の天気 滋賀県東近江市(マピオンウェザーにリンク)

地形図
1/25000

「篠立」(国土地理院「ウォッ地図」にリンク
鈴北岳(P1182)を中心に表示。任意の地点をクリックすると経緯度が分かります。
なお、藤原岳は、どういうわけかウォッ地図では山名はおろか標高すら書いていません・・。
交通
(滋賀側)
車でしか行けません・・。例によって車をスタートとゴールに配する力ワザを使いました。以下はその場合の交通アクセスですが、カタギの皆様は縦走とか考えず、車1台だけで鞍掛トンネルまで行って、鞍掛峠→鈴北岳→御池岳→鈴北岳→鞍掛峠のピストンコースをとるのがよいと思います。

<茨川廃村へ>
国道421号で永源寺に向かうと、そのまま八風街道になります。ひたすら県境方面へ東進。なお永源寺は紅葉の名所で、時期には道が混むのでご注意ください。
杠葉尾集落を越えて人家がなくなり、しばらく行くと道の右手に製材所のような施設があります。そこを越えたすぐ先に、茶屋川沿いの林道の入口があります(道の左手)。
あとはこの林道を30分ほど北上すると茨川廃村に着きますが、道は完全にオフロードで凸凹しており、落石等もあるので走行に注意してください。あと泥はねで車がドロドロになるのは避けられないと思ってください( ^-^;)
また、治山工事?のダンプカーや釣り人が入っていることが多く、狭い道なので対向するとひたすらバックして道を空けなければなりません。運転技術に自信のない人は行かない方がいいでしょう。特にダンプカーはやっかいなので、工事がお休みの日曜日に行くことをおすすめします。

<鞍掛峠へ>
国道306号をひたすら滋賀・三重県境を目指して進んでください。鞍掛トンネル西口脇に駐車スペースがあります。

===
なお、国道421号・306号は、いずれも積雪期は通行止めです。また、大雨時なども通行止めになることがあります。以下で確認してからお出かけください。
交通規制情報(日本道路交通情報センターにリンク)
タクシー 滋賀:近江タクシー湖北:0749-52-0106
三重:近鉄タクシー:0594-72-2727
※鞍掛峠の場合です。茨川廃村は山奥すぎて来てくれません・・。
トイレ このコースにはありません・・。
歩行時間
(昼食含む)
8時間強。鈴北岳〜真ノ谷分岐間で迷ったのもあるんですが、それを差し引いても8時間はみておくべきでしょう。やっておいて言うのもなんですが( ^-^;)、距離的におよそ日帰り向きのコースではありません。藤原山荘(※山荘と言っても無人の避難小屋です)で1泊するプランにして、余裕をもって歩くのがよいでしょう。見どころも多いコースですし・・。
※あくまでしじみ(男・20代後半、歩行速度は少し遅め)の歩行時間なので、ご参考程度に・・
コメント 鈴北岳〜藤原岳間は、快適な尾根歩きをたっぷり楽しめるオススメコースです。ただし鈴北岳〜真ノ谷分岐間は非常に迷いやすいので、くれぐれもご注意を!
藤原岳以南は道も荒れてまた迷いやすくなるので、行かない方がいいでしょう。無理して行ったところで大して面白くもないコースです。藤原岳に着いたら北に引き返すのがよいと思います。
なお、コース図にいろいろ書いていますが、今回のコース一帯において、国土地理院地形図の登山道は間違いだらけです。現地の道標を信じ、道なりに歩くのが吉であります。これはぜひおぼえておいてください!!

観光 永源寺町観光協会:0748-27-0444
多賀町の観光 町役場TEL:0749-48-8111(代)
いなべ市の観光 市役所TEL:0594-74-5801(代)
入浴 ※茨川廃村(永源寺)方面には入浴施設がありません・・。以下は鞍掛トンネルに引き返した場合に立ち寄れる施設です。

滋賀県彦根市:極楽湯彦根店(スーパー銭湯)
岐阜県養老郡養老町:ゆせんの里(温泉)
三重の方は近くにありません・・。
ていうか上記2つも、鞍掛トンネルからそこそこ遠いです( ^-^;)

このページを閉じる