そしてようやく頂上に到達。足がとにかく冷たいしじみはものすごい仏頂面です。

上半身はけっこう暑いので、チグハグな格好。
ファッションセンスとかいうものはどこに行ったら買えますか。
昼食を食べている間にも、足が冷えてたまりません。だいぶおかしくなっていたしじみは、コーヒーを飲むために沸かした熱湯を靴にぶっかけるという暴挙に出て、かたわらの友人Mの顔をひきつらせていました(彼はしじみのヤバい変化に相当驚いたらしく、その後は「早く降りよう!な!な!」と本人以上に心配していました。ありがとう…)。ちなみに靴が頑丈すぎて、熱湯をかけても中は全然暖かくなりませんでした・・靴を脱いで足をストーブで直接あぶればいいのにバカだなぁ・・。
そそくさと帰路につく我々。ズンズン下っていくと、渡渉地点でまたあの犬連れのおじさんに出会いました。ちょうど川を渡ろうとしているところで、面白いことに、ちっこいダックスフントがさっさと対岸に渡っているのに、でっかい何とかレトリバーが渡るのを怖がってぐずぐずしています。
「いるよねーああいう見かけ倒しの意気地なし。ガキ大将のくせに雷が怖いとかね」
ケラケラ笑いながら何とかレトリバー(←しつこい)のかたわらを通って川を渡ったその時。ヤツは我々の態度にムッときたのか、いきなり猛然と川に飛び込み、一気に渡って我々の方へ突進してきました。飼い主に止められてギャンギャン吠えるヤツ。ダッシュで逃げる我々。意気地なしはどっちだ。
そして、ほどなく登山口へ。いつしか靴の中も冷たくなくなって、今さらながら元気が出てきました。そうMに告げると、「そりゃ良かった。今日はだいぶ寒いから、凍傷にでもなられたらどうしようかと思ってた」とのこと。
しじみ
M
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「オレもやたら寒くてさあ、足全体がすっごい凍傷になるかと思ったよ。
そりゃもう凍傷ダイモスっていうぐらいすっごいの」
「あーダイモスか。そりゃスケールでかいなー」 ■ |
・・その会話が
寒いよ。
(こんなオタク全開のトークをしてる限り、バレンタインなんて一生関係ないと思う・・_| ̄|○)