登山靴 =ザンバランフジヤマ=
ザンバランフジヤマという革靴を高校山岳部以来ずっと履いています。外国人のカタコトの日本語みたいなブランド名だと長年思ってましたが、ネットで検索してみたらまさにその通り、イタリアのザンバラン社というメーカーが日本人向けに作った靴と判明しました。フジヤマとはまた安易なネーミング・・ではありますが、10年ももつ物を作るのはさすが職人の国です。
このフジヤマ、キーウイのオイルをせっせと塗りこんだおかげで、10年たっていい具合に味のある山靴になりました。ちょっと川を渡るぐらいの防水力は今も健在。さすがに雪山歩きでは浸水し、凍傷の危険を感じて以来その方面では使用を控えていますが。
一時は若者っぽい布靴に浮気もしましたが、もうすっかり足が革靴ならではの重厚なホールド感に慣れてしまって、布靴ではどうにも頼りなげ。結局、物置きの隅でしょぼくれていたフジヤマをひっぱり出し、再び愛を誓いました。ガッチリしたあなたが好きなの・・。
(もっともこれはしじみの勝手な志向で、無雪期の中低山なら別に布靴でも十分かと思いますが・・^-^;)
靴ひもについて。山登りは上り下りがきつくなるほど、どんな靴でもあっというまに蝶々結びがほどけてしまいます。これがうっとうしい。そこで山岳部の先輩に教えてもらって、蝶々結びの蝶の羽根をもう一度結んでみたらほどけなくなりました。しじみはたいへん感激して、これを超ひも理論と名付けました。深い意味はありません。
また、別のワザとしてコードロックで留めている先輩もいました。ほどくのは多少面倒そうですが、これはやたらカッコ良く見えました。モテるモテないの境目はきっとこのへんにあると思います。
ちなみにしじみは今も二重結び派。どうせ非モテさ。(開き直り)