【大台ヶ原】 奈良県上北山村

主なピーク
日出ヶ岳(ひでがたけ)1695m
大蛇グラ(だいじゃぐら)1579m
※西大台コースは著名なピークがありません。
眺望 東大台ハイキングコース◎、西大台コース○
東大台は言わずと知れた大展望。西大台は展望台から大蛇グラの眺望よし。
ヤマビル いない(目撃なし。ただし、大杉谷にはかなりいるらしい)
地域の天気 奈良県上北山村(マピオンウェザーにリンク)

地形図
1/25000

「大台ヶ原山」(国土地理院「ウォッ地図」にリンク
大台ヶ原(大台荘)を中心に表示。地点をクリックすると経緯度が分かります。
交通

近鉄電車で「大和上市」下車、ここから直通(湯盛温泉経由)のバスがあります。
奈良交通バス時刻表
車の場合は上北山村公式サイトの「上北山村交通アクセスマップ」(*)をご覧ください。
*閲覧にはAdobe Acrobat Readerが必要です。(PDFファイル)
タクシー すさまじい金額になると思われるので想定外。
トイレ 大台荘駐車場、および食堂にあります。
歩行時間
(昼食含む)
東大台:4時間半(昼食無しなら4時間以内)
西大台:6時間。道迷いの事態も想定し、余裕のある計画を!
※あくまでしじみ(男・当時は20歳、歩行速度は少し遅め)の歩行時間なので、ご参考程度に・・
コメント 西大台コースは台地で高度差がほとんどなく、うっそうとした森で見通しもきかないため、地図とコンパスによる位置特定は不可能です。GPSを持たない人は道標やテープを探しながら歩くしかないので、晴天時以外は入らないようにしてください。悪天時は霧が出て道標類も見えなくなり、たいへん危険です。また、国土地理院地形図、およびそれを参考にしたガイドブック類(かなり多い)は、登山道の表記が軒並み間違っています。当サイトの西大台コース図はGPSによる実測で、(自分でいうのもなんですが)正確なものですので、ぜひ事前にご参照ください。
このような山域ではありますが、道自体はよく整備されており、滑落等の危険はほとんどありません(ただし逆峠以降は危ない箇所がある)。アップダウンも少なく、GPSハイカーには快適な散策が楽しめるコースです。

・・ところで以前、「国土地理院地形図は逆峠の位置も間違っている」と書きましたが、様々なサイトや文献を調べてみると、どうやら逆峠に関しては国土地理院が正しく、しじみが間違っていたようです。

かつてしじみがそう判断した根拠は:
*地図上の逆峠とおぼしき地点に、それらしい標識がなかった。(2003年)
*「峠」がピーク上にあるのはおかしい。
・・という2つだったんですが、「京都北山の『三国峠』『ブナノキ峠』など、ピークを『峠』と呼ぶ例も時々ある」ことが後に判明し、さらに周囲に誤認しやすい地形もないことから、逆峠は地図上の位置で正しく、単に標識がなかっただけのでは・・と現在では考えております。標識がなくては永遠に確認しようがないので断定はできませんが、とりあえず「逆峠は間違い」うんぬんの文章は削除します。読者の皆様、国土地理院様、申し訳ございませんでした。m(--)m

様々なハイカーのサイトを見ていても、逆峠をはっきりと断定したものは皆無でした(竜口尾根分岐や展望台一帯を逆峠と誤認しているサイトやガイドブックはしばしば見かけます)。また、登山道が逆峠ピーク上を通っているコース図もみられますが、GPSの軌跡を見る限りこれも間違いです。道はピークを巻くかたちで、小処温泉方面に続いています。

それにしてもさすが近畿の大魔境、そう簡単にはベールを脱がない・・(^^;
この件について情報をお持ちの方は、しじみに教えていただけると幸いです。
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観光 上北山村公式HP「大台ヶ原と大自然」 村役場TEL:07468-2-0001
宿泊 大台荘・大台山の家
入浴 車の場合は小処温泉や薬師湯、あるいは入之波(しおのは)温泉。津風呂湖温泉はちと遠い・・。

奈良交通バスは湯盛温泉を経由するけど、湯盛温泉は日帰り入浴不可。じゃあ何のために停まるんだ。しかも他の温泉には寄ってくれず、大和上市駅周辺は、徒歩で行ける範囲に温泉はありません。環境保全の見地から大台ヶ原マイカー乗り入れ規制という動きが一時あったらしいけど、そもそも公共交通機関がこういう気のきかない状態だからマイカーで行く人が多いのだと思う!もっとバスを本数を増やして、日帰り温泉にも停車してくれるようにならないものか・・。

公共交通機関利用だけど意地でも入浴したい人( ^-^;)は:
スーパー銭湯「あすかの湯」(近鉄大阪線「大和八木」or「耳成」下車)
天然温泉「金剛乃湯」(JR和歌山線「大和二見」下車)
あるいは鉄道沿線の銭湯を探してください・・奈良の銭湯

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