<材料>
8〜10枚切りパン、ナス、トースト用ピザソース、とろけるチーズ、シーチキン
ホットサンド器、箸、フリーザーバッグ
<作り方>
マンガ「ミスター味っ子」に熱狂した世代には自明の理でありますが、ナスとミートソースは意外とよく合います。主人公・陽一が味皇料理会イタリア料理主任の丸井シェフを負かした絶品「ナスミートソーススパゲティー」は、80年代の少年たちの心に今も焼き付いています。またこのマンガは「うーまーいーぞー!」「当たり前当たり前当たり前ーっ」など歴史に残る数々の名言を生みだし、さらにアニメ版では料理を食べた味皇様が巨大化して大阪城を破壊するなどの超大ゲサなリアクションが話題を呼び(以下オタな解説が5万字ほど続くが略)
・・まあそんなわけで(
^-^;)、それをホットサンドで再現したのがこのメニュー。ミートソースは汁気が強いのでピザソースで代用していますが、一応同じトマトソース系ってことで・・(早くもトーンダウン)。
ピザソースはちょっと奮発して、具入りのものを使います。コーン、タマネギ、マッシュルームなど様々な野菜の細切れが入っているものが数社から発売されており、具だくさんのリッチな味わいが楽しめます。こうした具入りスプレッドはピザソース以外にもいろいろな種類があるので、ホットサンドのバリエーションを考える上で強ーい味方になってくれます。
さて、作り方。ナスを1cmぐらいの厚さで輪切りにし、ホットサンドメーカーに並べて焼きます。この時、焼く前にキッチンペーパーなどでナスの断面の水分をふきとっておくのがコゲつかないコツです(試作時はこれをしなかったため、多少コゲつきました)。また、ナスよりも水分の多い食品は確実にコゲついてエラいことになる(関西弁)ので、ホットサンドメーカーでは焼かないようにしましょう。
毎度家の中で撮っててすいません・・実際にはストーブで焼きます。
ナスは最初くっつきますが、焼ければ自然にはがれてきます。焼けるまで少々時間がかかるので、その間にパンにピザソースを塗りつけ、チーズを乗せて、サンド作りを進めておきます。実際にストーブで焼いている時はホットサンドメーカーが不安定なので、サンドに気をとられてストーブから落とさないよう注意!
で、焼き上がったナスを乗せ、シーチキンをたっぷりまぶして、パタンとはさみます。
あとは再びホットサンドメーカーで焼けば、ナスとシーチキンがとってもジューシーな秋の味覚サンドのできあがり!味皇様も口からレーザーを吐いて絶賛するうまさです。
なお、「秋の味覚ったってナスだけじゃんか」というツッコミには耳をふさぎ続けます。キコエナイキコエナイ。
◆おまけ 〜菓子パンを焼いてみようの巻〜
これは特にオリジナルでも何でもないんですが、サンドイッチのデザートに、クリーム入りのミニ菓子パンをあぶって食べるとおいしいです。チョコ、ピーナッツバター、ミルク、カスタード等々、いろんな味が楽しめますよ〜。
クリームがトロ〜リ流れる写真が撮りたかったけど・・そこまでは溶けませんでした。当サイトはヤラセの一切ない真摯な報道番組です。(どこがや・・)
でも、そのまま食べるよりは、この一手間で倍ほどもおいしくなります。カリッと焼けたパンにアツアツのクリームが最高。味皇様も海を割るほどのうまさです。(←しつこい)
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というわけで以上、ホットサンドのバリエーションコーナーでした!
「ミスター味っ子」を知らない方にはさっぱり面白くない内容でごめんなさい・・。
(なお、知ってても面白くないという意見には耳をふさぎ続けます)
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