充電池&充電器(日立マクセル)


「これのどこが山道具?しじみさんついにおかしくなったんじゃないの?」「前からちょっとおかしかったもんね」・・などという声が聞こえてきそうですが、これも立派な山道具です!ちなみに、山に持っていくのはもちろん電池だけですよ!奥さん!(誰?)

・・えっと。しじみは毎回の登山にGPSと非常用ヘッドランプをもっていくのですが、これらはどちらも単3電池を動力(?)とする道具です。特にGPSの電池はすぐ消耗し、登山2回につき1回交換ぐらいのペースで予備電池と替えていました。

この予備電池、重量や体積的にはどうってことないのですが、交換する手間が面倒なのです。といっても1分もかからないのですが、サクサク歩いているのを中断されるのは気分の悪いものですし、GPSの場合、また現在位置をつかむまでにしばらく時間がかかります。

これを防ぐため、常に新品の電池を入れていくようにすると、今度は家に半端電池が貯まってしまいます。これがまた使い道がなくて、車のハンディ掃除機に使い、目覚まし時計に使い、しまいにはミニ四駆を動かしてみるとかの不毛な用途で消費していました。

しかしこれではエコロジー的にも精神的にもよくないので、ある日ふと思い立って充電池と充電器を購入しました。持続力に不安があったのですが、試してみると普通の電池と同じぐらいはもちます。なので以後愛用するようになりました。電池を買う手間やコストもかなり減らせるし、なかなかの優れモノだと思います。

ネット検索したらこんなアツい同志もいらっしゃいました。まったくその通りだと思います。でも「常にMAXの状態で使える」というメリットは、野外でこそ真価を発揮すると思いますよ!皆さんもぜひ!

と こ ろ で ・ ・

ハイカーの間でこの手の話が出ると、必ず出てくるのがコレです。
「電池なんかよりコンロのガスカートリッジを再充填できないか?


(カートリッジとはボンベのことです。しじみも普段はボンベと呼んでいます)

ええ。そうです。高校山岳部の時代から、その話はよく出てました。電池1本ならまだしも、カートリッジが1個増えれば荷物としてはけっこううっとうしいですよね。半端カートリッジ2〜3個=新品の満タンカートリッジ1個。山岳部では山行前になると、各班の命運をかけて満タンカートリッジ争奪じゃんけん大会が行われたものでした。(大げさ・・)

で、その頃から今に至るまで、カートリッジ詰め替え装置がほしい!という声はよく聞きました。でも、ガス爆発の危険とかメーカーの圧力とかでムリだろうな、と思っていました。

ところが。実はあるんですね。ネット検索で出てきました。

すばらしい道具だと思います。こういうアイデア企業大好きです。でも。でもね。

しじみはやっぱり怖くて使えない!

前にちょっとだけガス爆発の恐怖を味わったから余計怖い!
ヘタレと言われても!地球に優しくなくても!自分で詰め替えはしない!
だってボク、自分を信用していないから!!(←最低)

・・えっと、とり乱してすいません。前にストーブ(コンロ)の項で少し書きましたが、しじみは今あるガスカートリッジを使い切ったら、ガソリンストーブを購入しようと思っています。メンテナンスやらが多少面倒ですが、これなら燃料をいつでも安全につぎ足せるので・・。皆さんはどうしていますか?


* * *
「たかが数百グラムの荷物のことで何を熱く語っているの?ぜんぶ背負えばいいじゃない」という方!それをいっちゃあおしまいだそこにこだわるのが山ヤの生きがいなんです!知恵と工夫で快適さを追求すること、それこそが登山の醍醐味なんですよ!ねえ奥さん!(だから誰?)

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